ぽろたんとは、ニホングリの新品種で、渋皮が簡単に剥けるのが特徴の栗です。渋皮が加熱するだけで簡単にむける特長があり、また「丹沢」の子であることから「ぽろたん」と命名されたそうです。チュウゴクグリは簡単に渋皮がむけますが、それに反してニホングリは簡単には渋皮が剥けません。それは接着物質が渋皮と果肉との間に多く含まれているためらしいです。チュウゴククリのように簡単に渋皮が剥けるニホングリを作れないだろうか?と考えてそれに成功したのが茨城県の農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所でした。
ぽろたんを作り出したのは、茨城県にある独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所です。渋皮と果肉の間に接着物質の少ない品種を見つける為、3年間かけてニホングリの品種の中から延べ1000種を調べたそうです。その結果、系統「550-40」と品種「丹沢」の交雑実生から育成・選抜されて開発されたのが、ぽろたんです。ぽろたんの渋皮を簡単に取る方法は、は破裂しないように鬼皮にナイフ等で果肉まで達する程度の傷を数本付けた後、電子レンジ(700W)で2分間または、オーブントースター(180℃)で15分間加熱すると簡単に渋皮を除去することができます。そして今まで大変だったクリの渋皮取りが簡単にできるぽろたんはクリご飯や菓子づくりに手軽に利用することができるようになりました。手作りのクリの甘露煮が私は大好きなのですが、おっくうな渋皮が簡単に除去できるぽろたんを使えば、もっと頻繁に手作り甘露煮を作れると思うとうれしいですね。果実は30g前後のぽろたんはクリとしては大きいサイズで、果肉色は黄色で果肉質は粉質、甘味、香気はともに多く、果実品質に優れています。甘露煮もおいしいでしょうが、クリご飯等のクリ本来のうまみを感じることができる食べ方の方が、ぽろたんを満喫できるのかもしれません。収穫期は、育成地で9月上中旬です。
ぽろたんは品種改良されたニホングリで、加熱することで渋皮がとりやすすくなるいう特徴があります。