希少種の日本山人参

日本山人参という言葉を耳にした事はありますか?元々、日本山人参は和歌山以西の一部という限られた場所にしか自生していないセリ科の希少種のことで、九州で自生する「イヌトウキ」が変化した新作物が日本山人参です。その姿や機能、連作できないことなどから高麗人参に似ているため、日本山人参の名が付けられました。

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日本山人参とアレルギーの関係

実は日本山人参は昔から存在していた植物で、江戸時代、薩摩藩の霧島地方の領民が、その機能の高さから「神の草」として栽培し利用していました。また薩摩藩島津氏の「秘草」であったという言い伝えが残っています。その後乱獲され、一時は姿を消したとさえ言われた日本山人参ですが、近年までその存在は日本山人参が自生する一部の地域住民にしか知られていませんでした。

しかしながら、最近「日本山人参」の持つ効果に注目が集まり、愛媛大学医学部をはじめ多くの研究グループによって、日本山人参に関する研究成果が「和漢医薬学会」や「日本生薬学会」などで発表されています。

「高血圧」防止作用「糖尿病」改善効果「動脈硬化」抑止効果「肝臓病」治療効果「肩こり・冷え性・頭痛」緩和効果(日本山人参には、血管を収縮させるホルモン「ノルアドレナリン」の分泌を抑制する効果がある為、血管が拡張し、血液循環が良くなりますから、「肩こり」や「頭痛」「冷え性」などが軽減されるのです)

また血行が良くなった結果、これら以外にも「肌荒れ」防止や「アレルギー」症状の緩和、といった効果もあるのです。

日本山人参の食し方は、根の部分を乾燥させて粉末にして利用することが多いです。日本山人参には「コエンザイムQ10」やポリフェノールの一種で抗酸化力が強く生活習慣病の予防や美白効果が期待される「クロロゲン酸」、活性酸素を取り除く効果のある酵素「スーパー・オキサイド・ディスムターゼ(SOD)」など50種類以上の成分が含まれています。同じセリ科のニンジンに比べてみてもカリウムが約12倍、鉄分が約300倍含まれているという栄養価が非常に高い食品なのです。粉末をそのまま食べてしまうと独特の苦みを感じますが、ステーキの下味付けに使うなど、日本山人参の量を調節して食べやすくするといいです。変わった使い方では、デザートのティラミスにかけるココアの代わりに山人参の粉末をかける方法もあります。

日本山人参は和歌山のごく一部にできる朝鮮人参に似た様々な効用が望めるせり科の人参です。

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