ミリメシとはミリタリー(軍隊)のメシ、正しくは戦闘糧食のことで英語ではレーションと呼ばれています。軍隊が戦場に持ち込んで食べる食事ということは・・・栄養重視の味は二の次なのかな?ってイメージがありましたが、実際は私が思っている以上においしいらしいのです。 今そのミリメシがひそかにブームになっています。
ミリメシのブームのきっかけはワールドフォトプレスという出版社が世界中の携行食糧を特集した『兵士の給食・レーション 世界のミリメシを実食する』という本とその続編が8万部以上の大ヒットとなって、そこから「ミリメシ」という流行語が作られました。国ごとにミリメシは栄養と食べやすさを優先しながら、イタリアはパスタ、フランスはチーズ、自衛隊では白飯や炊き込みご飯といった風に各国のお国柄が出ているのが面白いです。軍事オタクの間で「自衛隊の携行食を食してみたい」という願望から始まったミリメシブームですが、今では若い女性や主婦の間にも人気が広がっているようです。
日本の自衛隊のミリメシは戦闘糧食コンテストで優勝した経験もある逸品で、飯・とり飯などの米飯が充実しているのが最大の特徴です。おかずも、酢豚・もつ煮込み・カレー等、日常食が取り揃えてあります。ミリメシの中でも自衛隊員の間で人気NO.1なのは、たくあんの缶詰とのこと。やっぱり日本人は漬物が恋しくなるものなのですね。イタリアやフランスのミリメシは食にこだわる国民性から、おいしさでは抜群らしいです。イタリヤのミリメシはイタリアの生活に合っているスタイルで、イタリア人が朝食を食べないように、ミリメシも朝食は「ビスケットとコーヒー」のような軽食になります。昼食と夕食にはパスタが入り、食後のコーヒーも必ず付いているのが特徴です。フランスのミリメシは、朝食の塩味ビスケットもそのまま食べてもおいしいのですが、ポークパテを塗って食べる等のバリエーションが特徴です。夕食の中のシチューなどの副菜も美味です。缶詰とは思えないほどの味で、レストランに出しても通るくらいの絶品とのことです。その上、フランスのミリメシに付くデザートのキャンディーや穀物バーなどもバラエティーに富んでいます。糧食でも味に妥協のないフランスのミリメシは是非食べてみたいですね。
ミリメシは携行食料であるにもかかわらず、そのおいしさがいま話題になっています。