ガスールの石鹸

ガスールとは、モロッコ産の粘土を指します。石鹸が作られるよりも前は人々は川原や洞くつ等に露出した粘土を集めては、石鹸の代わりに使っていたそうです。イギリスでは19世紀までフラーズアースという粘土を養毛の洗浄に使用していました。日本でも、洗髪だけでなくクレンザーとして鍋や釜などを洗う等、昭和初期までは普通に用いられていたのです。

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ガスールの泥パック

ガスールは、モロッコのアトラス山脈の麓でしか採れない粘土で、恐竜が地球上で生活していたジュラ紀(約2億年前)のものといわるほどはるか昔の粘土です。ガスールはかつては湖底だった場所から採掘されています。ガスールは日本での分析結果で、マグネシウムモンモリロナイトの一種、スティーブンサイトというとても珍しい鉱物であることがわかりました。マグネシウムを20%以上含むなどミネラルをたっぷり含んだ天然クレイであるガスールは、炭の4倍といわれる吸着力や洗浄力を持つので、12世紀ごろから石鹸やシャンプー、パックなどとして使われ続けてきました。ガッスールという言葉の意味はアラビア語で「洗い浄める」という意味があります。その名の通り、汚れを落す為に人の生活に役に立ってきました。また、洗浄のみではなく、怪我や病気の治療や美容にも用いられ、その伝統は今も引き継がれています。これは動物が傷口に泥を塗り付けたり、食べて病気や怪我を癒す様子を見ていた人間が真似したことから始まったと言われています。動物は経験的に、ガスールを初めとする粘土の力を知っていたのですね。さらに、粘土は器や、湿度を調整する建物の壁などにも使われていて、私たちの生活や生命を包むように守って来た存在なのです。日本ではガスール ジャパン・ジャミーラがガスールを輸入し、国内で精製・滅菌して販売を行っています。また2000年に自社ブランド「D−エクストラ」を立ち上げ、ガスール配合シャンプーや石鹸を、インターネットショップや自然食品販売のナチュラルハウスなどで販売しているので簡単に手に入れることができるようになっています。

ガスールはモロッコ産の粘土で、洗浄のみではなく、怪我や病気の治療や美容にも用いられている粘土です。

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